こんにちはYuRoomです!
運動不足や長時間のデスクワークが続くと、肩だけでなく首や後頭部までこってしまうことも多いですよね。実は、そんな悩ましい肩こり&首こりには「リンパ」が大きく影響しています。
リンパと体のこりの関係について記載していきます。
・リンパとは
静脈に沿って、全身にくまなく張り巡らされている「リンパ管」。毛細血管から染み出したリンパ液が流れる場所のことで、その途中にあるリンパ節で異物などがろ過されたのち、きれいになったリンパ液は最終的に鎖骨下静脈へと運ばれていきます。
老廃物や栄養素が途中で吸収されながら循環している点は血液循環と似ていますが、大きく異なるのは、リンパ管には心臓のような「ポンプ機能」が備わっていないこと。運動不足や筋肉疲労などによって筋肉の働きが弱まると、次第にリンパ管の動きも鈍くなってしまいます。結果的にリンパ管内に老廃物がたまりやすくなり、肩こりや首こりに繋がっていくのです。
老廃物の停滞は、肩こりや首こりだけでなく、むくみや冷え性、腰の痛み、脚のしびれなどを引き起こすことも。それらを改善するためには、しっかり体をほぐし、リンパの流れを良くする必要があります。
リンパは顔から脚まで、全身にくまなく張り巡らされています。どこに大切なリンパが通っているのかを知っておくことは、肩こり&首こり解消の大きな一歩です。次は、重点的に流すべきリンパを3つご紹介します。
1、顎下のリンパ節
首の側面や顎下のリンパは、顔まわり→上半身→下半身と下方向へ流れています。首の側面(耳の下)から鎖骨に向かって、優しく撫でていきましょう。
2、鎖骨のリンパ節
鎖骨まわりのリンパ節は、鎖骨の上にあるくぼみ→心臓→静脈へと流れています。とくに老廃物が滞りやすい場所なので、定期的にマッサージをして流していきましょう。とくに顔のむくみやたるみ、顔色の悪さが気になる方は、ぜひ試してみてくださいね。
3、腋窩(えきか)リンパ節
肺に近い位置にあるのが、脇の下にある腋窩(えきか)リンパ節です。手のひらから腕の付け根に向かって流れているため、マッサージをするときは外側から内側へ流すイメージで。脇の下を触って痛みがある場合は、優しく撫でるようにほぐしてみてくださいね。
ゆるむちゃんより